小6事件

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040608-00000208-yom-soci
最近起きた小学校6年生の女子児童が同級生を殺害してしまった事件。
今朝の日経新聞で被害者の父の文章を読みました。被害者の両親また加害者である両親の気持ちも考えると胸が痛いです。もし私が、被害者の両親であったり、加害者の両親であったなら・・・。
最近の、漫画、映画やドラマにはとても残虐な描写がよく見られるようになってきました。さらにインターネットを使うことによって色々な考えを持った人のHPを見ることも可能です。加害者の小学6年生の女子児童のHPを報道で目にするのですが、本当に小学6年生の子が作ったの?って思うぐらいではないでしょうか?明らかに時代の風潮が変わってきています。
昨日の報道では、15分間その場で息耐えるまで見ていたと報道されました。その場で平然としていることは私には不可能です。それはなぜか?もしかしたら、加害者の女子児童は、自分が怪我をしたり痛い思いをしたことがないため、他人の痛みを理解できないのではないか?と考えます。
私も子供の時、傷つけられたりしたら「殺してやる」などと殺し方を色々想像していたこともあります。と同時に、もし本当にやってしまったらどうなるのだとも考えました。相手の痛み。苦しみなども想像します。色々考えた挙句、何もできませんでした。みんなそうでは無いでしょうか?
悲劇的な事件が低年齢化しています。「いじめ」から死にいたらしめるケースも多々あります。両親が子供を見ていなかったと責任は当然あるとしても、子供だから許されることはなく、子供自身が「もしやってしまったら」「他人の痛み」「自分の痛み」「周りの痛み」ということを切に考えさせて欲しいです。いや、そういう考えを教えるのが、両親であったり教育であったりするべきです。今後、こういった事件が起こらないことを切に思います。